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いつのまにやら2月はもう手の届かないところへ行ってしまわれた。


先々週の修士論文公聴会は、多くの方々の支えもあり無事に終えることができた。
研究は思っていた以上に良く評価され、幾人かの教授は冗談交じりに私に就職を取りやめて博士課程へと進むようにと勧めてきた。
身に余る評価を頂き、なんとか私もかつて研究室におられた素晴らしい先輩方の後塵を拝する程度には成長できたのではないかなと、身勝手ながら思っている。
階下に部屋を構えるS戸翁は、卒業生への餞としてStudy or Dieという言葉を贈っているそうだが、なるほど、研究をないがしろにして怠惰に過ごしてきた者共の幼稚な精神性を窺うに、これは的を得ていると感じ入った。



さて、先週は公聴会の祝賀会が催された。
6年もこの大学にいれば、殆どのやつは顔見知りか友人である。
杯を酌み交わさねばならぬ相手が多すぎて難儀した。
教授に注げばその倍の量が返ってくる。
友人たちと研究の辛苦を肴に呑めば杯は渇くことを忘れるほどだ。
皆一様に賑やかで笑顔を湛えていた。
2年分の喜怒哀楽が凝縮されたような良い夜だった。

7414511b.JPG



立原道造は「浅き春に寄せて」においてこう綴っている。

今は 二月 雪の面につづいた
私の みだれた 足跡……それだけ
たつたそれだけ――私には……

私の学生生活最後の2月はそれだけではなかった。
多くの良き友人たちに支えられ、学ばされ、時には競い合った。
子供のように全力で地平を駆けることはなくなったが、研究にはそれと同じくらいの気力を以て取り組んだ。
本当に得難い経験である。

残すところ1ヶ月もない研究生活であるが、後続にこの研究を繋ぐ為、研究成果をまとめ補わなければならない作業が残っている。
自己満足に過ぎないかも知れんが、納得できる物を残して去りたいものだ。




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